【思考整理】どっちで選ぶ?

・どっちが良いかは、相手が決める。

・正しい情報を正しく伝える。

・判断材料を相手に渡す


相続・資産承継を考える時に

一番手っ取り早い節税方法は「死亡保険金の非課税枠の活用」

法定相続人一人当たり500万円の枠

例)配偶者、こども二人であれば、1500万円までの死亡保険金は非課税となる。


基礎控除(3000万円+1800万円)4800万円に加えて1500万円の非課税枠を加えて

考えた場合、6300万円までの相続財産は課税なく家族に引き継くことができる。

そもそもどれぐらい財産があったら、相続税がかかってくるのか。


例えば、資産額2億円・家族構成(配偶者、こども2人)の場合以下の通りになる。

本人が亡くなり、配偶者に50%の資産を相続した場合

相続税は1350万円、その後1億円もった配偶者が亡くなった場合

二次相続時に770万円

夫婦亡くなった時には合計2120万円の相続税だ。


ただ、この一例は主人がなくなり、配偶者が亡くなった場合であり、

この順番でなくなるとは限らない。

もし順番が逆になった場合どうなるだろう?


配偶者が先に亡くなった場合、

資産がなければ相続税はかからない。


そのあと2億円をもったご主人が亡くなると

その時の相続税は3400万円に跳ね上がる。


①2120万円 ②3400万円

その差は1280万円。決して小さな問題ではない。


まぁ資産家であれば、2億円のうち3400万円(17%)を払っても

痛くないのかもしれない。

いや、その感覚であっているのか?

痛いだろう。

しょうがないのか?

税金だから納めるべきと納得することなのか?


もし同じ3400万円を払うのであれば、

誰に、どうやって使って欲しいかを自分の意思で決めたいと思うのではないだろうか?


私なら、少しでも税金を減らして、こどもたちに多く残してあげたい。

(もしくは自分で使って、少しでも減らせれたら万々歳)

↑これが本心かな。


でも自分で使いきれ合いほどの財産があったら

次の世代のことを考えるだろうな。


もし、相続税の負担を減らしたいというなら

簡単な方法は生命保険に加入すること。

1stepは生命保険の非課税枠の活用からだ。

※既に入っているという人も安心できない。

契約形態や保険種類によっては活用できない場合があるからだ。

現に保険加入済みの人の中でも70%は活用できていないらしい。

要チェック。


1stepは簡単にできる方法なので、

まだ用意できてない人はここから始めた方がいい。


2step は2パターンに分かれる。

1。納税資金を確保する。

2。資産額を減らす

1でいうと順番によって金額が変わるが、

2120万円か3400万円の納税資金確保のことを言う。


どのように納税資金を確保するのか。

「そんなの別に預金に置いておけばいいだろう。」

「いざとなれば、財産の一部を売却して資金がすれば良い」


とも考えられるが、

万全と言えるだろうか?


もし相続が発生したら、

納税までのタイムリミットがスタートする。

期限は10ヶ月以内だ。


案外長い・・・?


よくよく考えてみて欲しい。

相続発生=家族死亡

→葬儀

→初七日、四十九日など

身辺整理で時間が過ぎていく


この時点で300日のうち50日(20%)が過ぎている。

そこから遺産の把握

預金額、銀行はどこを使っていたのか、

証券はあるのか

不動産は

借金は


遺産の確定をしたら

今度は誰が何を相続するか話し合いの時間だ。


どうだろう?

遺産を確定するために何日使える?

平日は仕事をしている人が多いだろう。


平日疲れて、土日は休みたい。

重い腰を上げて、調べる。


時間は有限で、1週間で終わるとも思えない。

法務局などは平日しか空いてないから

平日に休みをとらないと調べられないかもしれない。


1週間、2週間、3週間、、、1ヶ月はあっという間に過ぎ(140日経過、46%)


そして遺産が確定したら、

相続人を集めて遺産分割協議の始まりだ、


遺産は何が、いくら、どのくらいあるのか。

相続人で把握する、

そして誰が相続するか、、、

預金のように分けやすければいいが、

全ての家庭でそのような場合はほとんどないだろう。


そして集まれるのも週末となれば、

1週間があっという間に過ぎるし、

そもそも毎週末あつまることは現実的なのだろうか?


もし話し合いが進まなかったら、、、

相続に必要な書類が集まらなかったら、、、、

もし、期限に間に合わなかったら、、、、


「延滞税」が発生する。

ペナルティだ。


無駄に、また払うことになる。

それは嫌だ。と相続人も思うだろう。

だからこそ、せめての納税資金分を確保しておく必要があると思う。


その最適な方法は生命保険の活用だ。

その理由は資金化の早さだ。

死亡保険金受取人が請求すれば

5〜10営業日で振り込まれるという。


まずは納税して、

そのあとゆっくり考えればいい。

相続人にとってはありがたい話だろう。


納税資金分を用意できれば、種類はなんでも良いと思う。

①必要額に対して安く用意できるもの

②必要額を相当額で用意して、その他付加価値をつけられるもの


好みで選べば良い。


例を挙げると

3400万円分の死亡保険金を用意するために

①であれば、2000万円で準備できる。

②でいうと、3400万円で準備でき、毎年利息分を受け取れるや、そのた付加価値が付いているタイプなどいろんな種類がある。

そこは好みが分かれるところ。


比較して、個人の考え方にあったものを選べば良いとおもう。


②でいう付加価値とは何か。

例えば、3400万円に対して金利4%をつけて資産を増やすことができるもの。

増えた分を毎年受け取り、使うことができるもの。

受け取り方に自由度があるもの。

手続きが簡単なもの

亡くなる順番に合わせて保険金額を変更させれるもの

介護でも使えるものなど、いろんなタイプがある。


あなただったらどんなタイプがよいだろうか?










Ishi_Blog

最後まで読んでいただきありがとうございます

0コメント

  • 1000 / 1000