親の介護としている人、
今60歳ぐらいの人たちなら
「後見人」
成年後見人とか法定後見人とかね
任意後見人って聞いたことありますか?
あまり知られていない言葉だと思います。
ぼくも知り合いの保険屋さんから
任意後見ってなんだろう?
と思い調べていきます。
任意後見ってなんですか?
まず後見人とは、
買い物とか契約をすると、
詐欺とかにかかっても怖いので、
後ろからこの買い物や決定は大丈夫かな??
と見守ってくれる人だと思ってください。
なるほど。
それには
法定後見人と任意後見人
その違いはなんですか?
法定とつくぐらいなので
任意は、ご自身の任意で後見人を選定できるということです。
財産管理や身の回りのことを任せるなら
弁護士さんの方がトラブルなくいいんじゃないの??
そういって法定後見人を
選ばれる方もいます。
じゃあ任意はどんな人が選ぶの?
まず任意後見人は
なのでご自身が認知症などにより
判断能力がなくなってからは選べません。
任意後見のことを考えるときに
「ご自身のことを身の回りでわかってくれている人は誰ですか?」
この質問に
「認知症になってから
お会いした弁護士さん!!」
ほぼいないでしょう。
じゃあ誰ですか?
きっと配偶者やこども、親族、仲良くしてきた友人のような人が
あなたのことをわかってくれているのではないでしょうか?
あなたが認知症になった時、
あなたならきっとこう言うだろう。
きっとこんな風にしていきたいのだと思う。
そうした人に自分の老後を任せれるのが任意後見人です。
ここまでお話ししてくると
法定後見人と任意後見人の違いがわかってくるかと思います。
ここからはちょっと趣旨を変えてお話ししようと思います。
「法定後見人って、
介護しているご家族からしたら
厄介な存在になりうる。」
ということ。
後見人の仕事は、
赤の他人にそこを任せるとどんなことになるのかを考えてみましょう。
あなたの家庭で
お父さんが認知症になり、
介護が必要な状態で
施設に入れることを家族で
決めて、施設に問い合わせて動いていこう!
そこで
「ちょっと待ってください、
それって本当に必要ですか?」
「ご家族で介護していきましょうよ」
ウチのことを
何をわかっとんじゃーーー!!!
いかんいかん、抑えて抑えて。
まー、家族で介護することになり、
本人の誕生日祝いをしようと
家族親戚を呼んでパーティです。
「え?そのお金は
お父様のお金を使うんですか?
それは出せません」
なんじゃーーーい!!!
お父さんの為にやることも、
なんとかお金を使いやすいようにしたいから
お父さんから子どもに贈与しよう!!
…もうお分かりでしょう。
「お父さんにそんな意思を聞いてませんのでできません」
どーーーん!!!爆発
と、ちょっと僕の脳内の妄想が広がっていますが
こういったことが法定後見人で起こっているんですって。
じゃあ弁護士が悪いのかっていいことでもないんです。
払う立場からすると
毎月2万円と報酬を払うのは大金に思いますが、
その2万円では割に合わないほどの仕事を弁護士さんがしてくれているんです
親切心から
その金額でも頑張ってくれているんです。
だから悪く思わないでね
じゃあ何がいいのか。
ということだけど
僕はこんな風に考えます。
ご家族が認知症になり判断能力がなくなった時
その方の思いを継ぐのはご家族であり親しい人です。
だからご家族が本人の意思を代わりに決定できるように、
任意後見を準備することが大事なんだと思います。
冒頭でも出てきましたが、
任意後見人は判断能力があるうちにしか設定できません。
自分がまだ大丈夫、
自分は認知症にならない。
なったら、どうすんの?
あなたの大事な人が困ることになっても
それはあなたはわからないからいいの??
大切なひとの負担にならないようにも
しっかりと情報を集め、
あなたらしい人生を全うできるように
していきましょう。
・・・・俺は誰やねん。
ご縁あって司法書士さんと
任意後見の話をきくことができたので
僕なりに考えをまとめてみました。
今後の社会にとって
みなさんに伝えておきたかったのです。
もっと
この任意後見のことを広げていきたいので、
今度司法書士さんとセミナーをやるが決まりました。
2020年2月6日
場所:名古屋(伏見駅から徒歩5分)のとこ
時間:19:00ー20:30
親が健康なうちに、
こんな人にわかりやすいセミナーを準備しています。
☑︎55歳〜65歳の親を持つ女性
☑︎退職後のボケが心配な人
☑︎いろんなことを学んでいきたい人
☑︎勉強会の雰囲気が苦手な人
ソファに座りながら司法書士さんと僕とで話しながら
気になることがあれば質問しやすいシェア会でやりますので
お気軽にご参加ください。
参加したい人は石原までご連絡くださいませ。
0コメント