黒ゴリラと白ゴリラ


 「黒ゴリラと白ゴリラ」   
「黒ゴリラと白ゴリラ」という物語を
しっていますか?

 この物語は、
皆さんにとって身近なことのように
感じられることでしょう。

 ある国には、
「黒ゴリラと白ゴリラ」の2種類の
ゴリラが存在しています。

 その数はなんと、
23万頭ものゴリラがいるのです。

 ちなみに日本という国には、
 信号機の数が20万機あると言われて
いるので、お近くの信号には、
必ず黒ゴリラか白ゴリラのどちらかが
トトロのように立っている 
そんな風に想像してもらえると分かりやすいでしょう 

こんな二頭のゴリラの物語です。 
 
「ゴリラは一体何をしている?」 

二頭のゴリラは
いつもバナナを持っています。 
そしてバナナを売ることで、
お金を受け取り生計を立てています。

 そのバナナの売り方は、
黒ゴリラと白ゴリラと全く違ったものでした。


 黒ゴリラというと

 「このバナナ、めっちゃ美味しいから!」
 「え?バナナまだ持ってないの?! 
                   じゃあこれを買いなよ!」
 「君の周りは、
     みんなこのバナナを買っているよ!!」

 こんな風にバナナを売っています。
 黒ゴリラにバナナを売られた人は 

「まぁそこまで言うなら一本買うよ」 
「みんなこれ買っているんだったら、
                         うちもそれで頼むよ」 

中には、 

「よくわからないけど、
   とりあえずそれ買えばいいんでしょ?」

 という人もいるようです。

そんな様子を見てみると、
 なんだか黒ゴリラから
バナナを買った人に笑顔はみられません。


 一方、白ゴリラはというと、


 おや??なんだか様子が違う??
 白ゴリラの周りに人が集まっている? 


近寄って見てみると… 
白ゴリラはバナナを持ってはいるが……
売っていない?

 「今日はどうしたの?バナナ?
        あるけど、何が欲しいの?」
 「それって本当にバナナが欲しいのかな?」
 「自分で食べるバナナ?
     奥さんの為?それともこどもの為?」
 「何本ぐらいあればいいの??」

 白ゴリラは、黒ゴリラと違って 
お客さんが何が欲しいのかを聞いてから、 
自分の持っているバナナを必要としている人にだけ販売しているようです。

驚きなのは、お客さんの話を聞いた結果、
黒ゴリラのバナナを勧めることもあるということ。

 そして白ゴリラから
バナナを買った人の顔には 
笑顔と安心感があり、
満足そうに帰っていきます。
 
 そして帰り際には 
「白ゴリラくーん!また買いにくるねー!」
「 また話聞いてねー!!ありがとうー!」

 と声をかけるお客さんたち。
 白ゴリラと黒ゴリラの違いは一体なんなんでしょう? 
それはきっと二頭のゴリラが
大切にしている事の違いなんだと思います。 
 


黒ゴリラは 


‪☑︎‬「バナナを売る事が大事」 
‪☑︎‬「たくさん売る事で、

        お金がたくさんもらえる」


 白ゴリラは 


‪☑︎‬「相手が何を欲しているか、
  そして何を必要としているかを聞き 
  相手にとってお役に立てるバナナを
       オススメすることが大事」

‪☑︎‬ 「バナナを売る事で、
        相手に満足してもらえて、
        その結果お金をいただける」

 こんな意識の違いが、 
黒ゴリラと白ゴリラの
バナナの販売に大きな違いを
生んだのでしょう。

 では、この二頭のゴリラが同時に、
 同じ場所でバナナを販売していたとしたら 
あなたはどちらのゴリラから
バナナを買いますか?

きっと
 白ゴリラは、たくさんの人に愛されて 
ながくバナナを多くの人に
お届けすることになるでしょう


黒ゴリラは、
バナナを買ってくれる人がいなくなり、
 最後には自分でバナナを買う。
そして自分では買えなくなった時には 
バナナお売ることを諦め、
ちがう仕事を探すことになるでしょう。

さて最後に質問です。
あなたの今の仕事で
大事にしていることに近いのは
黒ゴリラですか?
それとも白ゴリラですか??


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ぼくは白ゴリラでありたい。石原                

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